【9月8日 AFP】女子ゴルフのミシェル・ウィー(Michelle Wie、米国)が7日、虫垂炎の切除手術を受けて静養に専念するため、米国ツアーメジャー最終戦のエビアン選手権(The Evian Championship 2017)を欠場すると表明した。

 カナディアン女子オープン(Canadian Pacific Women's Open 2017)の最終日が行われた先月27日から戦列を離れていたウィーは、今季のメジャー最終戦が開催されるフランスへの渡航を取りやめて静養するように医師から指示されたと明かした。

 現在27歳のウィーは自身のインスタグラム(Instagram)に、「医師から静養を続けるように言われ、残念ながら来週のエビアン選手権を棄権しなければならなくなりました。そうするのは胸が張り裂ける思いですが、今は何よりも競技ができるようになることを望んでいます」と投稿した。

「エビアン選手権は大好きな大会で、心の中では特別な場所になっています。私はこの選手権でプレーしながら成長しています。来年戻ってくることが待ちきれません。完治したと診断されたら、すぐにでも練習に戻ってプレーするつもりですが、今は医師の言うことを聞いておとなしくしています」

 今年7月にトランプ・ナショナルゴルフクラブ・ベッドミンスター(Trump National Golf Club Bedminster)で行われたメジャー第3戦の全米女子オープン(US Women's Open Championship 2017)で、首の筋肉にけいれんを起こして第2ラウンドで途中棄権したウィーは、2014年大会に続いてメジャー2勝目を目指しており、先月の全英リコー女子オープン(RICOH Women's British Open 2017)では3位タイの成績を記録していた。(c)AFP