【9月8日 CNS】中国の中古車オンラインオークションの「天天拍車(ttpai.cn)」が5日に発表した『2017年8月個人売車ビッグデータレポート』によると、消費者の購買力の向上や、自動車ローンの浸透に伴い、車の買い替えサイクルが徐々に短くなってきていることがわかった。売りに出された中古車の使用年数を見てみると、3年~5年が一番多く、次いで5年~7年だった。

 また、売り手の年齢が次第に下がってきているということもわかった。8月に車を売りに出したオーナーの中で、「80後」と呼ばれる1980年代生まれの世代が大半を占め、次いで「70後」と呼ばれる70年代生まれの世代が26%、「90後」と呼ばれる90年代生まれの世代も12%を占めた。

 車種としては、セダンを売りに出し、多目的スポーツ車(SUV)に買い換えるというのが最近の流行になりつつあるようだ。8月のデータでは車を売りに出したオーナーのうち8割以上が新車を購入しており、中でも半数のオーナーがSUVを購入している。

 中古車相場で値崩れがしづらいのは、セダンでもSUVでも、日本車がダントツだ。8月で最も値崩れしづらかった車種は、コンパクトカーではホンダのフィット、中型車ではホンダのアコード、中・大型車ではアウディA6L、SUVではトヨタのランドクルーザープラド、ミニバンではホンダのオデッセイだった。(c)CNS/JCM/AFPBB News