【9月6日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)は5日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第28シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)は7-6(7-5)、6-7(9-11)、6-3、7-6(9-7)で第17シードのサム・クエリー(Sam Querrey、米国)を下し、自身初の四大大会(グランドスラム)4強入りを決めた。

 2003年に行われた全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament)のウェイン・フェレイラ(Wayne Ferreira)氏以降では、グランドスラムの準決勝に残った初の南アフリカ勢となったアンダーソンは次戦、第12シードのパブロ・カレーニョ・ブスタ(Pablo Carreno Busta、スペイン)と対戦する。

 10日に行われる決勝をかけ、今大会ここまで1セットも落とさない勝ち上がりを見せているカレーニョ・ブスタと顔を合わせるアンダーソンは試合後「世界で最も有名なコートでナイトセッションを戦い、勝利をつかむことができて最高の気分だ」と喜んだ。

 身長202センチのアンダーソンと197センチのクエリーの一戦は、グランドスラム準々決勝の舞台で史上最も背が高い選手同士の対決となっていた。(c)AFP/Jim SLATER