【9月5日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、フェデックス・カップ(FedEx Cup 2017)プレーオフ第2戦、デル・テクノロジーズ選手権(2017 Dell Technologies Championship)は4日、米マサチューセッツ(Massachusetts)州ノートン(Norton)のTPCボストン(TPC Boston)で最終日が行われ、5アンダー「66」で回ったジャスティン・トーマス(Justin Thomas、米国)が通算17アンダーで今季5勝目を挙げた。

 最終日の優勝争いはトーマスとジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)に絞られたが、一つ前の組で回っていたスピースが18番でボギーをたたくなど、バックナインで失速。最終組のトーマスは、余裕を持って同ホールをパーでセーブした。

 2位に3打差をつけて優勝したトーマスは、「残りわずか2試合となったが、素晴らしいシーズンを送れている」と好調をアピールした。フェデックス・カップのポイントランキングでトーマスは、スピースに次ぐ2位につけている。

 最終日を「67」で回ったスピースは、通算14アンダーで単独2位に終わった。自ら崩れて優勝を逃したスピースは、プレーオフ初戦のザ・ノーザントラスト(The Northern Trust 2017)で5打差を守り切れず、ダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)とのプレーオフに敗れている。

 マーク・リーシュマン(Marc Leishman、オーストラリア)が通算13アンダーで単独3位となり、通算12アンダーの4位タイにはジョン・ラーム(Jon Rahm、スペイン)とポール・ケーシー(Paul Casey、イングランド)が入った。(c)AFP