【9月4日 AFP】17F1第13戦イタリアGP(Italian Grand Prix 2017)は3日、決勝が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)がポールトゥウィンを飾り、今季初めて総合争いで首位に立った。

 通算4度目の総合優勝を目指すハミルトンは、通算最多69回目のポールポジションから完璧なスタートを切り、チームメートのバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)とワンツーフィニッシュを飾った。モンツァ・サーキット(Monza Circuit)での通算4勝目は、今季6勝目、キャリア通算59勝目となっている。

 前週行われた第12戦ベルギーGP(Belgian Grand Prix 2017)でも優勝を飾ったハミルトンは、今季初となる連勝を記録したドライバーとなった。メルセデス勢のワンツーは今季3度目、通算で39度目となっている。

 チーム70周年記念のホームグランプリとなったフェラーリ(Ferrari)は、3位に入ったセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が総合争いで3ポイント差でハミルトンに首位の座を譲っている。

 ハミルトンの238ポイント、ベッテルの235ポイントに続き、ボッタスが197ポイントで3位につけている。コンストラクターズ選手権ではメルセデスが435ポイント、フェラーリが373ポイントとなっている。

 ハミルトンは「本当にうれしい。チームは素晴らしい仕事をした。メルセデスのパワーは確実にフェラーリよりも上だ」と語り、熱狂的な地元イタリアのファンからブーイングを受けた。

 グリッド降格処分を受けて16番手スタートとなったレッドブル(Red Bull)のダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)が4位、フェラーリのキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)が5位に入った。(c)AFP