【8月31日 AFP】(更新、写真追加)インド西部の商都ムンバイ(Mumbai)で31日、4階建ての住居用の建物が倒壊し少なくとも7人が死亡した。がれきの下に、数十人が取り残されているとの情報もあり、懸命の救助活動が行われている。当局が明らかにした。

 現場は人口が密集するベンディバザール(Bhendi Bazaar)地区。建物が倒壊したのは現地時間31日午前8時40分(日本時間同日午後0時10分)ごろ。

 インド国家災害対応部隊(NDRF)の司令室職員によれば、7人の遺体ががれきの中で発見され、現在も約30人が取り残されているとみられるという。

 現場に近い病院の関係者はAFPの取材に対し、「7人が死亡し、負傷者15人がここに運び込まれた。うち5人は重体だ」と話した。

 ムンバイでは建物の倒壊事故は珍しくなく、特に7~9月のモンスーン期間に発生しやすい。(c)AFP