【8月28日 AFP】米大リーグ(MLB)、ミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)傘下でプレーする20歳のマイナーリーガーが、26日に行われた試合で胸部に死球を受けた後、心臓発作に見舞われた。

 ブルワーズは27日、ルーキークラスのアリゾナリーグでプレーするベネズエラ出身の内野手、フリオ・メンデス(Julio Mendez)が危篤状態ながら安定していると発表している。

 メンデスは、アリゾナ(Arizona)州テンピ(Tempe)で行われた一戦の9回にロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム(Los Angeles Angels of Anaheim)傘下のチームに所属するオースティン・クルゼミンスキー(Austin Krzeminksi)の投球を胸に受けた後、心臓発作に見舞われた。試合は即刻で中止となった。

 クルゼミンスキーは試合後にツイッター(Twitter)で、「皆さんにお願いがあります、フリオ・メンデスのことを祈って下さると、本当に助かります」とフォロワーに呼び掛けている。

 球場でメンデスは医療スタッフから心拍停止後の蘇生救急を受け、地元の病院に搬送された。

 メンデスは2014年にブルワーズに入団し、マイナーリーグ4シーズンで通算182試合に出場し打率.241、58打点を挙げている。(c)AFP