【8月28日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するマクラーレン・ホンダ(McLaren-Honda)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)は、17F1第12戦ベルギーGP(Belgian Grand Prix 2017)を再びのエンジントラブルでリタイアした後、他チームからのオファーを検討すると語った。

 アロンソは受け取っているオファーから判断し、「価値がこれまでにないほど上がっている」としたものの、マクラーレンが新たなエンジン供給元と働くところも見たいとし、早々に判断を下すことはないと付け加えた。

 レースを棄権する前にアロンソは「みっともない、本当にみっともない」とこぼしていた。

 レース後にアロンソは「手元にあるオファーをみていると、自分の価値がこれまでにないほど上がっていると思う、上々だ」とコメント。

 あとどれほど自身の失望をじっと我慢するのかと問われると「あと7、8レース」と応じたアロンソは続けて、「あらゆる選択肢を検討することになると思う、でも僕らは素晴らしい予選をして、良いスタートも切った。これまでには素晴らしい勝利を挙げている」と語った。

「必要なのは一箇所の変更だ。さまざまな答えがある中で、それを見つけ出さなければならない。空を見上げているだけでは見つからないからね。腰を落ち着けてそれに臨み、来年には最高の答えが見つかることを願う」

「これからの数週間で何が起こるかだ。チームには満足している。厳しい3シーズンを過ごしているけれど、マクラーレンは世界最高のチームだ。チームとともに働き続けていくことも幸せだ。ただ、どうなっていくかは見ていく必要がある」 (c)AFP