【8月28日 AFP】第23回世界バドミントン選手権大会（2017 TOTAL BWF World Championships）は27日、英グラスゴー（Glasgow）で女子ダブルス決勝が行われ、大会第9シードの福島由紀（Yuki Fukushima）/廣田彩花（Sayaka Hirota）組は18-21、21-17、15-21で中国の第4シード陳清晨（Qingchen Chen）/賈一凡（Yifan Jia）組に惜しくも敗れ、金メダル獲得はならなかった。

　この日行われた女子シングルス決勝では、第7シードの奥原希望（Nozomi Okuhara）が21-19、20-22、22-20で第4シードのプサルラ・シンドゥ（Pusarla V. Sindhu、インド）を破り、世界選手権の同種目で日本人初の金メダルをつかんでいた。日本勢が世界選手権で優勝するのは、1977年の第1回大会以来40年ぶりの快挙。

　一方の男子ダブルスでは、第8シードのリュウ・チェン（Cheng Liu）/張楠（Nan Zhang、ジャン・ナン）組が21-10、21-17でインドネシアのモハマド・アッサン（Mohammad Ahsan）/リアン・アグン・サプトロ（Rian Agung Saputro）組を下し、中国勢としてこの日2つ目の金メダルを手にした。

　混合ダブルス決勝では、第3シードでインドネシアのトントウィ・アーマド（Tontowi Ahmad）/リリアナ・ナッチル（Liliyana Natsir）組が、第1シードで中国の鄭思維（Siwei Zheng、ツェン・シーウェイ/陳清晨（Qingchen Chen）を15-21、21-16、21-15で破り、リオデジャネイロ五輪金メダリストの力を証明した。(c)AFP/Elspeth BURNSIDE