【8月25日 AFPBB News】夏休みも残りわずか──。思い出作りに、海のないビーチはいかが。東京都立川市に、リゾート地を思わせる白砂のビーチがお目見えし話題を集めている。その名も、最寄りの多摩モノレール「立飛駅」にちなみ、タヒチ(Tahiti)ならぬ「タチヒビーチ(Tachihi Beach)」だ。

 広さ6445平方メートルの敷地には、新潟県と愛知県から運び入れた1120トン分の砂が敷き詰められ、バーベキューなどが楽しめるテント50張りが並ぶ。海辺のパノラマが広がる80メートルの背景パネルからは、波の音が聞こえてきそうだ。7月中旬のオープン以来、インスタグラム(Instagram)などのソーシャルネットワークを通じて急速に広まった。

 2日続けて訪れたという昭島市の会社員、三森奈美(Nami Mimori)さん(35)が、「今月は雨続きでどこにも連れて行けなかったけど、ここで砂にも埋もれたし海の気分を満喫したね」とおいの矢野雅敏(Masatoshi Yano)さん(11)に声をかけると、「学校始まったら、立川で海外に行って来たと友達に話すよ」とちゃめっ気たっぷりに答えていた。ビーチは通年営業を予定している。(c)AFPBB News