【8月24日 AFPBB News】葬儀や供養、終活に関わる国内最大の専門展示会「エンディング産業展(Life Ending Industry Expo)2017」が東京都江東区の東京ビッグサイト(Tokyo Big Sight)で23日から開催されている。祭壇やひつぎの最新設備や墓石の展示のほか、納棺士の技術、僧侶やお供え花の美を競うユニークなコンテストも行われている。

 供養の仕方も多様化が進むとともに年々出展社が増え、今年で3回目の同展には326社が参加。土に還元する紙製の骨つぼや、遺灰を高度30キロメートル付近で散骨するバルーン宇宙葬に使われる巨大風船などアイデアを凝らした製品に来場者が目を留め質問する様子が見られた。

 僧侶の振る舞いや姿勢など外見にとらわれない美を競う「美坊主コンテスト」には、36歳から58歳までの男女5人が出場し、禅の食事作法や法話を披露した。25日まで。(c)AFPBB News