【8月24日 AFP】ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2017)は23日、第5ステージ(ベニカシムからエルミタ・サンタ・ルシア、175.7キロメートル)が行われ、アスタナ(Astana Pro Team)のアレクセイ・ルシェンコ(Alexey Lutsenko、カザフスタン)がステージ優勝を飾った。

 赤ジャージー(マイヨ・ロホ)争いでは、トップのルシェンコと約4分30秒差で14位に入ったチームスカイ(Team Sky)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)がリードを拡大。フルームと2秒差でスタートした3選手は、いずれもタイムを落としている。

 また、BMCレーシングチーム(BMC Racing Team)のティジェイ・ヴァン・ガーデレン(Tejay Van Garderen、米国)がフルームと10秒差の総合2位、オリカ・スコット(Orica-Scott)のエステバン・チャベス(Esteban Chaves、コロンビア)が11秒差の同3位につけている。

 一方、この日を総合2位で迎えたクイックステップ・フロアーズ(Quick Step Floors)のダビド・デ・ラ・クルス(David de la Cruz、スペイン)は、タイムを落として首位から23秒差の5位に転落した。

 この日のステージでは、一時最大7分のリードをつくった17人の逃げ集団から、最後の上りで抜け出した24歳のルシェンコが先頭でフィニッシュ。2位に42秒差でディメンションデータ(Dimension Data)のメルハウィ・クドゥス(Merhawi Kudus、エリトリア)、3位に56秒差でモビスター・チーム(Movistar Team)のマルク・ソレル(Marc Soler)が続いた。(c)AFP