【8月22日 AFP】女子テニスのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)が21日、生後8か月の息子レオ(Leo)くんをめぐる親権争いを理由に、準優勝に2度輝いた経験を誇る全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)を欠場すると発表した。

 先週から米ニューヨーク(New York)で開催される同大会を欠場する可能性があることを示唆していたアザレンカは声明で「現在進行中の家庭状況により、残念ながら今年の全米オープンに出場することはできない」と発表した。

「自分のキャリアでも最高の瞬間を経験してきた大好きな大会であり、ニューヨークにいられないことを残念に思うが、また来年戻って来るのを楽しみにしている」

 現在28歳のアザレンカは、子どもの父親であるビリー・マッキーグ(Billy McKeague)氏との親権争いをめぐり、問題が解決するまではレオくんをカリフォルニア(California)州の外に出すことをロサンゼルス(Los Angeles)の裁判所から禁じられていた。(c)AFP