【8月21日 AFP】17-18イタリア・セリエAは20日、第1節の試合が行われ、インテル(Inter Milan)とACミラン(AC Milan)のミラノ勢はともに3-0で快勝し、王者ユベントス(Juventus)と同じように新シーズンを好発進させた。

 リーグ6連覇中のユベントスは19日、カリアリ(Cagliari Calcio)に3-0で快勝し、ホームで迎えた新シーズン開幕戦を白星で飾っている。

 セリエAの今季開幕戦では、ユベントスやサン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)を本拠地とする名門の2チームのほかに、ナポリ(SSC Napoli)、サンプドリア(Sampdoria)、キエーボ・ベローナ(Chievo Verona)、ASローマ(AS Roma)が勝ち点3を獲得している。

 インテルとミランは過去6シーズン、ユベントスの後塵(こうじん)を拝しており、今季は両者ともに上位4チームに与えられる来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)出場権獲得、そしてリーグ優勝を目指している。

 今季からルチアーノ・スパレッティ(Luciano Spalletti)監督が指揮を執るインテルは、マウロ・イカルディ(Mauro Icardi)が前半だけで2得点を奪うと、後半にはイバン・ペリシッチ(Ivan Perisic)が追加点を挙げ、満員の本拠地でフィオレンティーナ(Fiorentina)を破った。

 一方、ミランは若手有望株のパトリック・クトローネ(Patrick Cutrone)とフランク・ケシエ(Franck Kessie)が活躍をみせ、昨季の1部残留争いを制して降格を免れたクロトーネ(FC Crotone)を退けている。

 試合開始5分で退場者を出したクロトーネに対し、ミランはケシエのPKで先制すると、その後はクトローネ、スソ(Suso)のゴールで突き放した。(c)AFP