【8月20日 AFP】米大リーグ(MLB)のロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)は19日、ダルビッシュ有(Yu Darvish)が腰の張りのために故障者リスト(DL)入りすると発表した。

 トレード期限の最終日にテキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)からドジャースに移籍したダルビッシュは、本拠地ドジャー・スタジアム(Dodger Stadium)でのデビュー戦となった16日の試合を、腰の張りのために降板していた。

 ドジャースのデーブ・ロバーツ(Dave Roberts)監督は、ダルビッシュの負傷は深刻なものではないとしつつ、球団側が慎重を期そうとしていると明かした。

「ユウとしては、肉体的にはいけると感じている。しかし、私も球団側も、彼にとって最善の策をとっている。どんな形であれ、背中に痛みやこわばりという見解があるのであれば、現時点では彼を起用することは、われわれにとってあまり意味を成さない」

 DL入りは17日にさかのぼって適用されることになる。

 ドジャース加入後のダルビッシュは3試合に先発して2勝0敗、防御率2.50の成績を残しており、9イニング平均で11三振を奪っている。

 ダルビッシュは球団のメディア部門を通じて、自身のコンディションに関する声明を発表している。

「前回登板後の自分の感覚としては、次の先発もできるというものでした。しかしながら、球団と話し合ったり医師と相談したりしたことで、球団の不安を理解し、その意見を尊重しました。治療と休養をとって、次の先発に向けて準備を整えていきます」 (c)AFP