【8月19日 AFP】海洋考古学者らが18日、1740年に英国沿岸沖で沈没したオランダ船の調査を開始し、革靴や銀、人骨を発見したと明らかにした。

 オランダ東インド会社(Dutch East India CompanyVOC)の「ローズベック(Rooswijk)」号は現在のインドネシア・ジャカルタ(Jakarta)への航海中に、乗員約300人と多くの銀塊や硬貨を積んだまま沈没した。

 2005年に発見された時には高価な品々のほとんどは既になくなっていたが、砂や潮の流れによって船体が破壊される可能性が懸念されており、現在、全面的な調査が行われることになった。(c)AFP