【8月19日 AFP】男子ゴルフ、世界ランク4位のロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)が、次週から始まる米国ツアーのフェデックス・カップ(FedEx Cup 2017)プレーオフ第1戦、ザ・ノーザントラスト(The Northern Trust 2017)に出場し、プレーオフ総合連覇を目指すことを表明した。

 今季はじめに肋骨を骨折して練習に支障をきたしたり、腰にけいれんを起こしたりするなどの影響が出ていたマキロイは、メジャー最終戦の第99回全米プロゴルフ選手権(2017 PGA Championship)で失意の22位に終わった後、残りの試合は欠場する可能性を示唆していた。

 しかし、英紙デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)の記事によると、28歳のマキロイは北アイルランドのベルファスト(Belfast)でフィットネスアドバイザーのスティーブ・マクレガー(Steve McGregor)氏と面会し、フェデックス・カップ連覇を目指すことを決意したとされている。

 昨季のザ・ツアー選手権(THE TOUR Championship 2016)でプレーオフ2勝目を挙げてフェデックス・カップを制したときと同様に、今季のマキロイはこれまでタイトルを一つも手にしていない。

 今季のシリーズは、次週米ニューヨーク(New York)で開催されるザ・ノーザントラストで開幕し、翌週ボストン(Boston)で行われる第2戦のデル・テクノロジーズ選手権(2017 Dell Technologies Championship)に続く。

 そして一週休みを挟んで第3戦のBMW選手権(BMW Championship 2017)でシリーズが再開され、ポイントで上位30位に入った選手が最終戦のザ・ツアー選手権(THE TOUR Championship 2017)に進出することができる。

 マキロイはBMW選手権までプレーできる確信を持っており、18日には自身のツイッター(Twitter)でファンに向けて、イリノイ(Illinois)州で開催される同大会で一緒に18ホールをプレーするコンテストにエントリーすることを呼びかけた。(c)AFP