【8月19日 AFP】米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)で活躍した元名選手のデレク・ジーター(Derek Jeter)氏とハンナ(Hannah Jeter)夫人との間に第1子が誕生した。子どもは女の子でベラ・レイン(Bella Raine)と名付けられた。

 ジーター氏が立ち上げたウェブサイトのザ・プレイヤーズ・トリビューン(The Players' Tribune)は18日、ツイッター(Twitter)で「デレクとハンナ夫人を祝福する。8月17日木曜日に、ベラ・レインという名前の女の子の赤ちゃんが誕生した」と投稿した。

 ヤンキースもツイッターで、チームの元遊撃手で通算5度のワールドシリーズ制覇に貢献したジーター氏を祝福し、「ベラ・レインという娘さんが誕生したデレクとハンナ夫妻を祝福する」とつづっている。

 現在43歳のジーター氏は、公私ともに新たな人生に突入しており、実業家のブルース・シャーマン(Bruce Sherman)氏が率いる投資家グループの一員として、マイアミ・マーリンズ(Miami Marlins)に12億ドル(約1310億円)の買収計画を持ちかけている。

 シャーマン氏は16日にリーグのオーナー陣と面会し、マーリンズのジェフリー・ローリア(Jeffrey Loria)オーナーから不振にあえぐチームを買い取る計画を進めた。

 ジーター氏は夫人の出産のため会合には立ち会わなかったものの、マーリンズの運営に関して重要な役割を担う用意ができていると報じられており、ヤンキース時代の監督であるジョー・トーリ(Joe Torre)氏は、「彼はただ自分の名前を貸して、『そうだ、私がチームのオーナーだ』と言うだけの人間じゃない」と語った。

「彼は自分の袖をまくることになるだろう。彼が単なる飾り物のオーナーになる気はないことは分かっている。ただ資金を投資するだけでなく、長期にわたって中心的役割を果たすだろう」 (c)AFP