【8月21日 MODE PRESS】映画「007」シリーズのジェームズ・ボンド(James Bond)役を演じるダニエル・クレイグ(Daniel Craig)は、シリーズ25作目となる新作に出演することに関して、「これ以上幸せなことはない」とコメントした。

 テレビトーク番組「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーブン・コルベア(The Late Show with Stephen Colbert)」に出演したダニエルは、5度目のジェームズ・ボンド役を演じることはあるかとの問いに、「はい、これ以上の幸せはない」「この件に関しては、これまで慎重に答えてきた。一日中インタビューに応じ、この件に関して尋ねられてきたが、秘密主義を貫いてきた。だが、もし真実を話すならば、あなたに語るべきだろう」とコメント。

 ダニエルは常にもう一度ジェームズ・ボンド役を演じたいと思っていたことを認めたものの、ダニエルは「これが最後だと思う。これっきり。声を高くして強調したい」と次作が最後になるとも話した。

 ダニエルは以前、次の「007」には「金のために」出演する、次作に出演するくらいならリストカットしたいと発言し、ヘッドラインを飾った。だが、これまでに『007 カジノ・ロワイヤル(Casino Royale)』、『007 慰めの報酬(Quantum of Solace)』、『007 スカイフォール(Skyfall)』、『007 スペクター(SPECTRE)』でジェームズ・ボンドを演じたダニエルは、この発言は「本当に馬鹿げていた」と一蹴した。ダニエルは、「その発言について言い訳をするのは何の意味もないかもしれないが、最新作の映画を撮り終えた2日後にインタビューに応じた際、『次作も出演するか?』と尋ねられ、センス良く、華麗に答える代わりに、非常に馬鹿げた答えを返してしまったんだよ」と付け加えた。

 映画制作会社の公式ツイッター(Twitter)アカウントによると、次の「007」は2019年公開予定だという。「ジェームズ・ボンドは、米国では2019年11月8日に、英国や他の地域では、いつものように米国より少し早く映画館に登場する」と書かれている。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS