【8月17日 CNS】中国・広西省(Guangxi)南寧市(Nanning)賓陽県(Binyang)公安局の公式ウェイボー(微博、Weibo)によると、同県在住の男2人が、第2次世界大戦(World War II)中の旧日本軍の軍服姿で公共の場で「パフォーマンス」をしたため、法律に基づき、公安局の行政処分として身柄を10日間拘束されていることがわかった。

 管轄区域派出所の調べによると、拘束されているのは黎塘鎮金竜大道(Jinlong Avenue)在住の施氏(30)と巫氏(23)。

 13日午後4時30分ごろ、黎塘鎮(Litang)の街や駅など公共の場所で旧日本軍の軍服姿で「パフォーマンス」をしたところ、大勢の見物人が集まった。人々は各ルートで事件のことを知り、自発的に現場に集まり、事件を起こした2人の行動に憤慨を表し非難した。駆けつけた警官が2人の身柄を拘束した時、現場には数百人が集まっていた。警察は黎塘鎮役場の職員と共に現場にいた人々を懸命に説得し、拘束した2人を連れ、公安機関で調査を行った。

『中華人民共和国治安管理処罰法』第23条の規定により、2人は公共の場で秩序を乱した疑いで拘束され、関係法に基づき10日間の行政拘束が決定した。調べでは、2人は公共の秩序を乱した事実を認め、後悔の意を表したという。(c)CNS/JCM/AFPBB News