【8月16日 AFP】男子テニス、世界ランキング10位のミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)が15日、左手首のけがを理由にウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2017)を欠場すると発表した。

 アドリアン・マナリノ(Adrian Mannarino、フランス)に敗れた先週のロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2017)2回戦で痛めたというラオニッチは、「手首のけががまだ癒えていない。シンシナティ(Cincinnati)ではいつも良いプレーができていたし、素晴らしいファンに会えないのは寂しい」と語った。

 全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)の開幕が2週間後に迫る中、前哨戦として行われる今大会ではトップ選手の出場辞退が相次いでおり、すでに今季終了を発表しているノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)とスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)のほか、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)とアンディ・マレー(Andy Murray、英国)も故障で欠場。

 さらに、世界ランキング9位の錦織圭(Kei Nishikori)に加え、前回王者のマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)も欠場している。(c)AFP