【8月14日 AFP】男子ゴルフのロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)は13日、今シーズン長らく苦しんでいる背中の故障を理由に、来年まで再びプレーしない可能性を示唆した。

 マキロイは、この日最終日を迎えた米国ツアーメジャー最終戦の第99回全米プロゴルフ選手権(2017 PGA Championship)で3アンダーの「68」を記録し、通算1オーバーの22位タイに終わった。

 数週間にわたりけがに苦しんでいると明かし、自身の今後は不透明だとしたマキロイは、今年の残りの予定については来週整理したいと話した。

「まぁ、今後どうするかは分からない。来年まで姿を見せないかもしれない。数週間後には姿を現すかもしれない。状況次第だ」

 第81回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2017)で7位、第146回全英オープン(The 146th Open Championship)で4位に入ったものの、全米オープン選手権(2017 US Open Championship)では予選落ちを喫したマキロイは、背中の筋肉に痛みを感じるという。

「ちょうど今、左の菱形(りょうけい)筋のけいれんするのを感じている。この数週間そんな感じなんだ。大会に向けてトレーニングを増やしていた。でも、今はかなりきつい。ラウンドをしてきたからね。でもコースを後にすると、左の菱形筋のけいれんして、腕の内側がしびれるんだ」

「どうすれば良いのか分からない。前進するために何が必要なのかを見極めるために、来週は休みを取る」

 昨季はフェデックス・カップ(FedEx Cup 2016)プレーオフ最終戦のザ・ツアー選手権(THE TOUR Championship 2016)を制し、プレーオフのボーナスも手に入れたマキロイだが、タイトルを守れるかは不透明となっており、その最優先事項は生涯グランドスラム達成がかかるマスターズを万全の状態で迎えることだという。

「勝つチャンスを手に入れるのに十分なプレーができると感じている。それと同時に、(マスターズが開催される4月は)まだまだ先だ。そこが自分にとって次の大きな目標だ」 (c)AFP