レアルのジダン監督が契約延長へ、就任20か月で6タイトル獲得
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【8月13日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)を欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)連覇に導いたジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)監督が、間もなくクラブとの契約を更新する見込みであることを認めた。
FCバルセロナ(FC Barcelona)とのスペイン・スーパーカップ(Spanish Super Cup 2017)第1戦に向けた記者会見に出席したジダン監督は、契約更新に関する報道について問われ、「うれしいよ。自信の表れだし、われわれが優れた仕事をこなしてきた証拠だ」と答えた。
マドリード(Madrid)のスポーツ紙アス(AS)の報道では、就任からわずか20か月でレアルをチャンピオンズリーグ連覇に導き、さらに5年ぶりとなるリーグ優勝をもたらした実績を評価して、ジダン監督にはクラブから3年契約が提示される見込みだという。
選手としても、輝かしいキャリアの最後をサンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で迎えた監督は、「ここでの日々を楽しんでいる。これだけ飛びぬけた選手のいるチームを指揮できるのは幸運だし、とてもうれしく思う」と話した。
指揮官は8日、UEFAスーパーカップ(UEFA Super Cup 2017)でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を2-1で下して大会連覇を達成し、指揮官として早くも6個目のタイトルを手に入れた。
それでも監督は、レアルを率いる人間への常勝という高い要求に応えられなければ、チームにとどまれないことを自覚している。
「10年、20年という契約を結んだとしても、私は自分のいる場所がどこで、何をしなければならないかをわかっている。ここでは、1年もしないうちに去らなくてはならないことがある」
さらに監督は、対戦を控えるバルセロナについても言及し、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)がいなくなったからといって対戦が楽になるわけではないと話した。
ジダン監督は、ネイマールと同じ個の能力を持った選手は「そう多くない」と認めたうえで、「調整を加えなくてはならないだろうが、バルセロナはバルセロナだ。彼らのプレースタイルやアイデアは変わらない。それはわかっている」と話した。
「ネイマールは代えの利く選手ではないが、非常に優れた別の選手が現れるだろう。もしわれわれが、ネイマールがいなくなったから明日の試合は楽になると考えでもしようものなら、痛い目を見ることになる」
スペイン・スーパーカップ第1戦はバルセロナの本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)で行われ、第2戦は16日にベルナベウで行われる。(c)AFP