【8月12日 AFP】テニス、ロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2017)は11日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が6-4、6-4で第12シードのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)に快勝し、連勝記録を15に伸ばした。

 1時間8分に及んだセンターコートでの試合で、フェデラーは5本のサービスエースをたたき込んだほか、ダブルフォールトを2本にとどめ、ファーストサーブでのポイント獲得率も81パーセントを記録した。

 対するバウティスタ・アグトはサーブに精彩を欠いて3度のブレークを許すと、ファーストサーブでのポイント獲得率も65パーセントにとどまった。

 このカードでの連勝記録を7に伸ばしたフェデラーはまた、ツアー5勝を記録している今季の通算成績を34勝2敗に更新した。

 フェデラーは準決勝でオランダのロビン・ハーセ(Robin Haase)と顔を合わせることになった。ハーセは同日の準々決勝でディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman、アルゼンチン)に4-6、6-3、6-3で勝利を収めた。

 同カードの対戦は、2012年の国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2012)ワールドグループ・プレーオフ以来、今回でわずか2度目となっており、前回の直接対決ではフェデラーが6-1、6-4、6-4で勝利を収めている。(c)AFP