【8月11日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)、サクラメント・キングス(Sacramento Kings)のザック・ランドルフ(Zach Randolph)が、米ロサンゼルス(Los Angeles)で深夜に発生した騒動の際に販売目的の大麻所持容疑で逮捕されていたことが発覚した。地元メディアが10日に報じた。

 9日にロサンゼルス市内のワッツ(Watts)地区近郊にある公営住宅で騒ぎが起きた後、ロサンゼルス郡保安局(Los Angeles Sheriff's Department)は36歳のランドルフを逮捕した。

 2度のオールスター選出を誇り、今夏にメンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)から2年総額2400万ドル(約26億円)でキングスに加入したランドルフは、もう一人の男と一緒に身柄を拘束されたとしている。

 さらに報道では警察の話として、現場では大麻が大量に見つかっており、ランドルフが販売しようとしていたと伝えられている。同選手は現地時間の午後11時(日本時間10日午後3時)に逮捕され、5時間後に2万ドル(約218万円)を支払って釈放された。

 グリズリーズで8年間を過ごしたランドルフは、昨季一試合平均14.1得点、8.2リバウンドを記録した。(c)AFP