【8月10日 AFP】男子テニス、世界ランキング1位のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が9日、長引く臀部(でんぶ)のけがを理由に来週行われるウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2017)を欠場すると発表した。マレーは同様の理由で今週開催のロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2017)も見送っていた。

 これで今月28日に米ニューヨーク(New York)で開幕する全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2017)の前哨戦を2週連続で欠場することになったマレーは、同大会出場へ向けて暗雲が立ち込めている。

 現在30歳のマレーはこの日、自身は回復途中だとした上で「常にロジャーズ・カップでのプレーを楽しんできた。来年また戻ってくることを楽しみにしている」、「ニューヨークにいられることを目標に、引き続きコートでハードワークしていく」と語った。

 昨年11月に世界1位の座をつかんだマレーは、全仏オープンテニス(French Open 2017)王者のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)がロジャーズ・カップで準決勝に進出した場合、王座から陥落する。(c)AFP