【8月9日 AFP】(更新、写真追加)中国南西部・四川(Sichuan)省の山岳地帯で8日午後9時20分(日本時間同10時20分)ごろ、マグニチュード(M)6.5の地震が発生し、少なくとも13人が死亡した。同国政府の推定によると、最大で100人が死亡した恐れがある。

 米地質調査所(USGS)によると、震源地は同省成都(Chengdu)の北284キロで、震源の深さは10キロ。震源地となったアバ・チベット族チャン族自治州アバ(Aba)県の地元政府が発表した声明によると、これまでに13人が死亡。175人が負傷し、そのうち28人が重傷だという。

 また国営新華社(Xinhua)通信は、被災した九寨溝(Jiuzhaigou)県では少なくとも観光客5人が死亡したと報じた。

 中国の国家減災委員会(National Commission for Disaster Reduction)は公式ウェブサイトに投稿した声明で、被災地での2010年の国勢調査結果に基づき、死者は最大100人に上る可能性があると推計。初期分析結果として、住宅13万棟以上が損壊した恐れがあると発表した。

 被災した九寨溝県には、国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産(World Heritage)に登録され、中国有数の知名度を誇る国立公園がある。新華社によると九寨溝国立公園では地滑りにより観光客100人以上が孤立したものの、死傷者が出たとの情報はない。(c)AFP