【8月12日 CNS】世界的にも著名な音楽学校のひとつ、米・ジュリアード音楽院(The Juilliard School)の初の海外分校「天津ジュリアード音楽院」がこのほど、中国・天津市(Tianjin)で着工した。2018年末には完成する予定だ。

 天津ジュリアード音楽院は天津濱海新区(Binhai)の于家堡(Yujiabao)自由貿易区内に設立される。開校後は、若い音楽家やパフォーマンスアーティスト、舞踊家などが集まる国際芸術の中心となる。また中国では唯一、アメリカの修士号を取得できる芸術学院である。

 米・ジュリアード音楽院院長で天津ジュリアード音楽院理事会理事長のジョセフ・W・ポリシ(Joseph W. Polisi)氏は、「天津ジュリアード音楽院は、オーケストラのや室内楽の演奏、ピアノ芸術指導修士課程、プレカレッジ課程、楽器訓練課程、成人教育など、さまざまなコースを通してより多くの若者が、専門的な芸術や教育に触れ、ジュリアードのありのままの教育を中国で体験してもらいたい」と述べる。

 6月の着工日に行われた「天津ジュリアード音楽院800日カウントダウン」のイベントでは、米・ジュリアード音楽院は対外向けに初めて、天津ジュリアード音楽院の建築設備の初期段階の設計図案を発表した。デザインでは演奏ホール、教育スタジオ、公共スペースなどの4つの文化・スポーツ館が、「架け橋」を通じて一体化されている。学生たちが音楽の創作や演奏に打ち込める環境づくりをコンセプトに、将来的には演奏会、研究、相互展示といった公共サービスと一体化させた文化の中心を目指す。

 学校運営の協議会によると、天津ジュリアード音楽院は2019年秋に開校予定で、5年目をめどに在学の修士課程240人、プレカレッジ生200人、成人教育および予備項目の養成に関する学生は6000人規模まで到達させたい考えだ。(c)CNS/JCM/AFPBB News

※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。