【8月13日 CNS】中国全国酒家酒店等級評定委員会(レストラン・レベル評価委員会)専門委員会の張麗君(Zhang Lijun)主任が3日発表したところによると、中国で同評定委員会のお墨付きを得た「国家級レストラン」3200社の2016年の売上高は770億6000万元(約1兆2620億円)で、中国全土における外食市場の4%を占めた。中国では、レストランの「ベスト50社」のうち、国家級レストランは全体の68%にあたる34社(企業グループを含む)がランクインした。

 中国は1998年に初めて、38社を国家級レストランと評定した。以来約20年間、国家級レストランは食品安全や消防関連の重大な事故と無縁で、休業や閉店は5%未満だった。休業・閉店の主な理由は店舗の契約期間満了や都市開発のための取り壊しなど。経営不振が原因で店を閉めた例は、ごく一部だった。現在、国内25か所の省政府所在地や主要都市には、必ず有名な国家級レストランがある。   

 河北省(Hebei)唐山市(Tangshan)で開かれた中国第5回国家ダイヤモンド級レストラン年次総会で報告された『2015~2016年度・国家級レストランの発展状況』によると、無作為に行われた6万8000件の国家級レストランの現場評価アンケート調査で、顧客の総合満足度は90%以上、その中で社会的知名度とビジネス面での信用という二つの評価は95%以上に達していた。

  統計によると、95%以上の国家級レストランは「点菜宝(セルフオーダー端末の総称)」を使用。50%以上はモバイル決済システムを導入しており、その90%以上がアリペイ(Alipay)やウィーチャットペイ(WeChat Pay)による決済システム。キャッシュカードによる精算も、いっそう普及している。また、携帯電話による予約・注文を受け付けているレストランは30%以上にも上る。  

 張氏は、次なるステップは国家級レストランの規格化システムを構築し、評定の強化を図ることだとしている。食品の安全を保証するとともに、より良いサービスの提供、業界の発展を規範化することで、新しい経営モデルの模索を促進する考えだ。(c)CNS/JCM/AFPBB News

※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。