【8月6日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)のピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)は6日、中国からの巨額オファーの標的になっていたと明かした。しかしながら、クラブ側は今季中にオーバメヤンがチームを去ることはないとしている。

 2020年までドルトムントとの契約を結んでいるオーバメヤンは6日付の独日刊紙ウェルト(Die Welt)で、中国のとあるクラブからオファーがあったと語った。しかしながらドルトムントは、同選手が17-18シーズン中に退団することはないとしている。

 オーバメヤンは、中国スーパーリーグ(1部)の天津権健(Tianjin Quanjian FC)への移籍がうわさされていた。その天津権健は先月、ブンデスリーガ1部のケルン(1. FC Cologne)から推定3500万ユーロ(約45億円)の移籍金でアントニー・モデスト(Anthony Modeste)を獲得している。

 オーバメヤンは「そう、オファーを受けた。ただ、中国側はボルシア・ドルトムントへのオファーを出すために四苦八苦したんだろう。まだ欧州のようにプロフェッショナルな構造をしていないんだと思う」と話すと、そのオファーの引きつけられたと明かした。

「考えることは普通のこと。あれだけの大金を積まれたらね。あちらのサッカーは遅れているからと、多くの人が中国に行くなと言ってるのは知っている。とはいえ、あれだけのオファーを出されたら、誰だって考えるだろうと思う」

 昨季31得点を挙げてリーグ得点王に輝いたオーバメヤンは、5日にバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に敗れたスーパーカップ(DFL Super Cup 2017)で得点を挙げている。(c)AFP