【8月1日 AFP】陸上、男子800メートルの世界記録保持者であるデビッド・ルディシャ(David Lekuta Rudisha、ケニア)が、負傷のため第16回世界陸上ロンドン大会(16th IAAF World Championships in Athletics London)を欠場すると明かした。

 2012年のロンドン五輪で世界新記録の1分40秒91を記録して金メダルを獲得したルディシャは、同じロンドン・スタジアム(London Stadium)のトラックで行われる世界陸上でも金メダルを手にすることを目指していたが、その望みは絶たれた。

 前回の第15回世界陸上北京大会(15th IAAF World Championships in Athletics Beijing)も制しているルディシャはツイッター(Twitter)で「大腿四頭筋の損傷で、間近に迫った世界陸上ロンドン大会を欠場することを発表するのは悲しく、残念だ」と投稿した。

 五輪2連覇を果たしているルディシャの欠場により、同国出身のエマニュエル・コリル(Emmanuel Korir)、あるいはロンドン五輪でルディシャに次ぐ2位に入ったナイジェル・アモス(Nijel Amos、ボツワナ)に注目が集まる。(c)AFP