【7月30日 CNS】中国国務院報道弁公室が25日に行った発表で、中国工業・情報化部(工信部)の報道官、張峰(Zhang Feng)氏は、今年上半期の工業は穏やかで安定した良い状態を維持していると述べた。主要指標の予測を大きく上回っており、情報通信業は比較的速い発展度合いを維持している。

 中でもインターネットの通信速度向上や利用料引き下げなどの措置が大きな後押しとなり、家庭でのインターネット普及率は67%、モバイルインターネットユーザーの普及率は77.4%まで上昇し、すでに年度目標値を達成している状況だ。

 上半期の通信サービスの収入は前年同期比で5.7%増、インターネットと関連サービス業の収入は同19.8%増。4Gユーザーの純増数は1億2000万人増加し、総ユーザー数は8億9000万人まで到達、モバイルユーザー全体数の65%を占めた。

 また、光ケーブル回線のユーザー占有率も80.9%まで増加。中国のインターネット業界の景気指数は着々と伸びてきており、ソフト業界の収入も前年同期比で13.2%上昇した。

 今後の方向性について張氏は、情報通信産業が社会・経済発展を支えるべく、より向上させていかなければならないと述べた。(c)CNS/JCM/AFPBB News