【7月26日 AFP】米議会下院は25日、ロシアとイラン、北朝鮮に厳しい制裁を新たに科す法案を圧倒的な賛成多数で可決した。ロシア政府の反発は必至で、経済的な悪影響を懸念する欧州諸国の反感も買いそうだ。

 賛成419、反対3だった。ポール・ライアン(Paul Ryan)下院議長は採決後、法案について「アメリカの安全を保持していくため、最も危険な敵対国に対する圧力を強める」ものだと述べた。

 法案は上院に送られる。上院も制裁は支持しているが、北朝鮮への罰則を含めるかどうかには議論がある。(c)AFP