【7月26日 CNS】中山国時代の文化財を展示する「神秘の王国―古中山国歴史文化展」が20日、中国・西安(Xian)の秦始皇帝陵博物院で始まった。 

 中山国は春秋末期に建国が始まり、国力が強く盛んだった時期には、戦国時代の「七雄(斉、楚、燕、韓、趙、魏、秦の七国を指す)」に次ぐ勢いがあり、「千乗の国(馬や戦車がたくさんあるという意味)」と呼ばれていた。

 今回展示されたのは、計110組239件の美しい文化財や青銅を含む生活用品、繊細な玉器、黒陶明器や彫刻美術品など。独特な作り方で、どれもこの上なく精妙である。(c)CNS/JCM/AFPBB News