【7月23日 AFP】インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)は22日、米フロリダ(Florida)州のキャンピング・ワールド・スタジアム(Camping World Stadium)で行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)が4-2でフランス王者のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)を下し、プレシーズン初戦を白星で飾った。

 PSGは前半6分、アドリアン・ラビオ(Adrien Rabiot)のアシストからエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)が得点し先制。しかしその5分後、トッテナムはクリスティアン・エリクセン(Christian Eriksen)が約27メートルの距離からカーブのかかったミドルシュートを蹴り込んで同点とすると、同18分にはPSGのGKケヴィン・トラップ(Kevin Trapp)のクリアボールがエリック・ダイアー(Eric Dier)に当たってゴールマウスに入り、勝ち越した。

 その後さらに点差を広げるチャンスがあったものの、トッテナムがこれをふいにすると、PSGは36分にハビエル・パストレ(Javier Pastore)が試合を再び振り出しに戻すゴールを決めた。

 しかし後半開始直後、残念な前半45分間を過ごしていたトラップがペナルティーエリア外でハンドボールの反則を犯して退場処分となり、PSGは10人での戦いを余儀なくされた。

 それでもPSGは耐えていたものの、トッテナムは後半37分にトビー・アルデルヴァイレルト(Toby Alderweireld)がミドルシュートを決めて勝ち越すと、終了間際にハリー・ケイン(Harry Kane)がPKからダメ押し点を挙げた。(c)AFP