【7月21日 AFP】国際陸上競技連盟(IAAF)は20日、第15回世界陸上北京大会(15th IAAF World Championships in Athletics Beijing)の男子ハンマー投げで5位入賞を果たしたセルゲイ・リトビノフ(Sergej Litvinov)らロシア選手8人について、中立条件での国際大会出場を認めると発表した。

 IAAFのドーピング審査委員会の決定を受け、中立の立場で出場を許可されたロシア選手の数は計49人となった。2016年リオデジャネイロ五輪で出場禁止処分が科された同国出身選手は、来月開かれる第16回世界陸上ロンドン大会(16th IAAF World Championships in Athletics London)でも参加を禁じられている。

 2015年にロシアで国家ぐるみのドーピングがまん延していることを明かす報告書が発表されて以降、同国出身選手は国際大会への出場を禁止されている。(c)AFP