【7月20日 AFPBB News】 腹ばいで寝そべったり、木陰でうとうとしたり、二ホンリスも連日のうだるような暑さに少々バテ気味。東京都武蔵野市の井の頭自然文化園(Inokashira Park Zoo)で20日、日ごろ忙しそうに動き回る姿と打って変わって人間臭い一面を見せる愛らしいリスの姿に訪れた来園者も思わず笑みを浮かべている。

 同園では、650平方メートルのケージ「リスの小径」に60匹以上の二ホンリスを放し飼いにしている。ケージ内には小川が流れ水場が豊富だが、夏の昼下がりは土や木の上に両足を投げ出して涼を取るリスの姿も見られるという。

 同園のリスを撮影して6年になる都内在住の画家、折原キット(Kit Orihara)さん(50)は「季節ごとに異なる多彩な行動や表情が魅力。普段は巣箱で寝るリスが、暑さで警戒心もなく枝の上でうたた寝する様子も今ならでは」と話した。(c)AFPBB News