【7月18日 AFP】スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は17日、2016-17シーズンの収益がクラブ史上最高の7億800万ユーロ(約915億円)に上り、税引後利益が1800万ユーロ(約23億円)を記録したと発表した。

 同時期の予算見積もりを1300万ユーロ(約17億円)上回ったとしたバルセロナは、決算承認が行われた理事会後に出した声明で、負債額が2450万ユーロ(約32億円)減って現在は2億4700万ユーロ(約317億円)になったと公表した。

 バルセロナはまた、リオネル・メッシ(Lionel Messi)やルイス・スアレス(Luis Suarez)、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)ら全所属選手の給与合計が、支出の66パーセントを占めているとする一方で、今回の決算結果について、2021年までに10億ユーロ(約1293億円)を超える年収計画を立てているクラブの戦略に合致するものだと述べている。

 米経済誌「フォーブス(Forbes)」が先日発表した最も資産価値が高いスポーツチームでは、米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のダラス・カウボーイズ(Dallas Cowboys)、米大リーグ(MLB)のニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)、そしてイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に次いでバルセロナが4位に入っている。

 昨季のバルセロナは、レアル・マドリード(Real Madrid)にリーグ優勝をさらわれたほか、欧州チャンピオンズリーグ2016-17(UEFA Champions League 2016-17)でもユベントス(Juventus)に敗れて準々決勝敗退に終わっている。(c)AFP