【7月16日 AFP】米メディアは15日、米プロバスケットボール協会(NBA)でオールスター選出4回の実績を持ち、2008年にはファイナル制覇を経験しているポイントガードのレイジョン・ロンド(Rajon Rondo)が、ニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)と1年契約で合意したと伝えた。

 米Yahoo!スポーツ(Yahoo! Sports)や米スポーツ専門サイトESPNによると、31歳のロンドはペリカンズのデル・デンプス(Dell Demps)ゼネラルマネジャー(GM)、アルビン・ジェントリー(Alvin Gentry)ヘッドコーチ(HC)との面談後に契約したとしている。

 サクラメント・キングス(Sacramento Kings)時代の同僚、デマーカス・カズンズ(DeMarcus Cousins)と再びチームメートになったロンドは、ペリカンズと先日5年総額1億2600万ドル(約141億円)で再契約したジュルー・ホリデー(Jrue Holiday)の控えとして起用されるとみられているが、チームはホリデーを他のポジションで起用する考えがあるとされている。

 ロンドは昨シーズン、シカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)で計69試合に出場し、1試合平均7.8得点、6.7アシスト、5.1リバウンドを記録。ロンドはボストン・セルティックス(Boston Celtics)と対戦したプレーオフ1回戦で親指を骨折し、それまでシリーズ2連勝を飾っていたブルズは、その後4連敗を喫して敗退した。

 自身5チーム目となるペリカンズで11シーズン目を迎えることになるロンドは、これまでにセルティックス、ダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)、キングス、ブルズでプレーし、通算成績は1試合平均10.7得点、8.5アシスト、4.9リバウンドを記録した。(c)AFP