【7月16日 CNS】あるインターネットユーザーが11日夜に発信した「西昌(Xichang)瀘山(Lushan)で人がサルにかみ殺された」という情報に対し、四川省(Sichuan)涼山州(Liangshan)西昌市政府広報は中国版ツイッター「ウェイボー(微博Weibo)」で説明を行った。

 それによると、死亡した男性は3匹の猿に追われ、驚いて転倒したため、道端の木に頭をぶつけて更に階段から転倒、さらに頭部を打ち、病院へ運ばれたが死亡した。

 観光区警察派出所の調べによると、陳氏(男性、65歳、四川省南充市(Nanchong)出身)は11日午後1時頃、家族と一緒に瀘山の光福寺でチケット4枚を購入し、観光地に入った。観音閣区間に来たが、疲れを感じてUターン。下山の途中に3匹の猿に追われて事故に遭ったという。

 涼山州総合医療救急病院へ緊急搬送されたが、懸命な救急治療のかいなく、翌12日に死亡。死因は頭部外傷によるものだった。公安局法医の検死によると、転落による事故とみられる。

 観光区の関連部門は、安全管理を強化していくとしている。(c)CNS/JCM/AFPBB News