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劉氏の死去「中国政府に重い責任」 ノーベル委員会が批判

2017年7月14日 4:35 発信地:オスロ/ノルウェー

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劉氏の死去「中国政府に重い責任」 ノーベル委員会が批判
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劉暁波氏の死去を受け、中国・香港の中央政府駐香港連絡弁公室に設けられた記帳台と劉氏の写真(2017年7月13日撮影)。(c)AFP/Isaac Lawrence

【7月14日 AFP】ノルウェー・ノーベル委員会(Norwegian Nobel Committee)は13日、2010年にノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)を受賞した著名民主活動家の劉暁波(Liu Xiaobo)氏の死去について、中国政府は「重い責任」を負っていると批判した。

 反政府活動家の劉氏は、末期の肝臓がんの治療を受けるため、1か月余り前に刑務所から厳重に警備された病院に移送されたが、拘束下に置かれたまま61歳で死去した。

 中国当局は、劉氏の釈放と出国を許可するよう求める国際社会からの声を無視してきた。ドイツと米国は治療のため同氏を受け入れると申し出ていた。

 ノーベル委員会のベリト・レイスアンデルセン(Berit Reiss-Andersen)委員長は声明で、「病状が末期段階に至る前に、劉暁波氏が適切な治療を受けられる施設に移されなかったことに対し、われわれは激しく動揺している」と表明。

 その上で「中国政府は彼の早すぎる死に対して、重い責任を負っている」と批判し、劉氏が国外で医療を受けられなかったことへの不満を表明した。

 ノーベル平和賞受賞者が拘束下で死去したのは、1938年にナチス・ドイツ(Nazi)の拘束下に置かれたまま病院で死去した反戦活動家、カール・フォン・オシエツキー(Carl von Ossietzky)以降初めて。(c)AFP

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