【7月12日 AFP】インド東部のジャルカンド(Jharkhand)州ランチー(Ranchi)に向けて飛行中のエアアジア(AirAsia)機が着陸の準備を進める中、乗客の男(32)が非常ドアを開けようとする騒ぎがあった。エアアジアによると、男は制止しようとした他の乗客や客室乗務員らにけがをさせ、その場で取り押さえられたという。

 拘束されたアフタブ・アフメド(Aftab Ahmed)容疑者は10日夜、そのままランチーの空港警備当局に引き渡された。エアアジアの広報担当者は声明で、「ニューデリー(New Delhi)発ランチー行きの機内で規則に従わない乗客がいた」と認めた。

 PTI通信(Press Trust of India)の報道によると、アフメド容疑者はランチー在住で、「着陸するほんの数分前に非常ドアを開けようとした」という。また容疑者は、制止しようとした乗客および乗務員数人を負傷させたとしている。(c)AFP