トップ > 環境・科学 > 科学・技術

「人類の起源はアフリカ」の定説覆すブルガリアでの発掘

2017年7月14日 13:10 発信地:ルプキテ/ブルガリア

このニュースをシェア

「人類の起源はアフリカ」の定説覆すブルガリアでの発掘
1/8
ブルガリア中部ルプキテ村近郊の2002年に根が3つある歯の化石が見つかった現場近くで、歯の化石を見せるニコライ・スパロフ教授(2017年6月7日撮影)。(c)AFP/NIKOLAY DOYCHINOV

■人類の起源はチャド? ブルガリア?

 スパソフ教授によると、これまで最古のホミニンは2001年に西アフリカのチャドで見つかった「サヘラントロプス(Sahelanthropus)」だと考えられてきた。サヘラントロプスは約700万年前に生息していたとみられている。

 しかし今、スパソフ教授らは、ギリシャとブルガリアで見つかったグラエコピテクスが最古のホミニンだと考えている。「2つの発見物は(サヘラントロプスよりも)数十万年前のものだから」だ。同教授によると、グラエコピテクスの雄の体重は約40キロで、現代の雌のチンパンジーと同程度。大きく力強い顎を持ち、樹皮やクリをかむことができた。「直立歩行していたと仮定することもできる」という。

 しかしスパソフ教授の説は証拠が欠けているとして科学界で広く批判されてきた。それゆえ教授はさらなる証拠を求め、ブルガリアのルプキテで発掘作業を続けている。「何でもいいから、最古の人類について私たちの仮説を裏付け、さらに明らかにしてくれる骨格の一部を、できれば骨盤、寛骨、顎骨、頭蓋骨を探している」(c)AFP/Diana SIMEONOVA


メディア・報道関係・法人の方向け 写真・動画 購入のお問合せ>

こんな記事も読まれています

あわせて読みたい

話題の記事

環境・サイエンス 新着一覧へ>

トップストーリー

ピックアップ

人気記事>