【6月29日 AFP】中国・上海(Shanghai)の空港で27日、乗客の一人だった80歳の女性が幸運を祈って航空機のエンジン目がけて硬貨を放り投げ、6時間近くの遅延を発生させ、警察に身柄を拘束される出来事があった。警察はその後、高齢であることを理由にこの女性に対してこれ以上の措置を取ることはないと発表したが、中国のネットでは非難の声が続出している。

 これまでに、あり得ない理由で飛行機の離着陸が遅れたか、出発地に引き返した世界各国の事件をまとめてみた。

■乗客に降ろされた酔っ払い機長

 ロシア・モスクワ(Moscow)の空港で、米ニューヨーク(New York)行きのアエロフロート・ロシア航空(Aeroflot Russian Airlines)の旅客機の機長が離陸前に酒に酔っているように思われたことから、乗客らから降機させられる騒動があった。

 ロシアの英字紙モスクワ・タイムズ(Moscow Times)の2009年2月の報道によると、事件の発端となったのは、機長による離陸前の機内アナウンス。乗客だった一人は「すぐに『こいつは酔っている』と思った。ろれつが回っておらず、何語を話しているのかさえ分からないほどだった」と語っている。

 乗客らの要求で操縦室から出て来た機長の顔は真っ赤で、目は充血し、足元はふらついていたという。

 機長は交代させられ、出発は遅れたものの、その後、同便は無事に離陸した。

■カレー粉で火災感知器作動

 2009年6月、ドイツ・フランクフルト(Frankfurt)行きのインド国営航空エア・インディア(Air India)の旅客機の貨物室で火災が発生したとの警告がコックピットに表示されたため、機長らが消火装置を作動させ、同便はインド・ムンバイ(Mumbai)に引き返した。エンジニアが原因を調べてみたところ、火災感知器が反応していたのは、なんと、かばんから飛び出したカレー粉。

 カレー粉入りのかばんを機内から降ろした後、同機は12時間遅れで離陸した。