【6月29日 AFP】テニス、エイゴン国際(AEGON International 2017)は28日、男女シングルス1・2回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は予選勝者のバセック・ポスピシル(Vasek Pospisil、カナダ)を6-4、6-3で下し、準々決勝へ駒を進めた。

 ポスピシルとの対戦成績を5戦全勝に伸ばした元世界1位のジョコビッチは次戦、ジャリッド・ドナルドソン(Jared Donaldson、米国)を6-4、7-5で破ったドナルド・ヤング(Donald Young、米国)と対戦する。

 グラスコート初戦を白星で飾ったジョコビッチは試合後、「イーストボーン(Eastbourne)に来られてうれしい」、「ここ数日間は、異なるプレースタイルの良い選手たちと素晴らしい練習をすることができた。最初の試合としてはコート上での感触も良かった」と語った。

 1回戦の試合では、第7シードのリシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)がフランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe、米国)に5-7、7-6(7-4)、6-3でフルセット勝ちした一方、第5シードのサム・クエリー(Sam Querrey、米国)は3-6、5-7でダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)に敗れている。

 一方の女子シングルスでは、全仏オープンテニス(French Open 2017)以来となる実戦となった第1シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)が4-6、6-1、7-5でクリスティナ・プリスコバ (Kristyna Pliskova、チェコ)に勝利している。

 世界ランキング1位のケルバーを115ポイント差で追う第2シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は3-6、6-3、6-2で段瑩瑩(Ying-Ying Duan、中国)を下している。(c)AFP/Scott Williams