【6月28日 CNS】中国国家国防科技工業局は26日、衛星ロケット「長征5号(Long March 5)遥2」が7月2~5日の間に発射される予定だと発表した。

「長征5号遥2」は、5月5日に中国の文昌航天発射場(Wenchang Spacecraft Launch Site)に到着後、組立など技術関連の作業を完了。6月26日の午前8時半、「長征5号遥2」に搭載される18号衛星と共に垂直の状態で2時間半かけて発射台まで運び込まれ、「長征5号遥2」は正式な発射態勢に入った。今後、発射エリアでロケットの機能や連結テストを続け、最終状態を確認した上で、ロケットに推進剤を注入し発射される見通しだ。

「長征5号」は汚染物質を排出しない新世代の大型ロケットで、国際的な先進技術に比肩する。「長征5号遥2」の第2発射行程において、18号衛星と合わせ、新世代の大型衛星プラットフォームとしての技術を検証する。(c)CNS/JCM/AFPBB News