【6月27日 AFP】男子テニスのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が、連覇を狙う来年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)の準備期間として、男女混合国別対抗戦の第30回ホップマンカップ(Hopman Cup XXX)に出場することを発表した。

 四大大会(グランドスラム)通算18勝のフェデラーは、今年1月に行われた同大会で膝の故障から6か月ぶりに復帰。これが功を奏したか、直後の全豪オープンではライバルのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を決勝でフルセットの末に破ると、続くBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2017)とマイアミ・オープン(Miami Open 2017)では2週連続優勝を飾った。

 前週のゲリー・ウェバー・オープン(Gerry Weber Open 2017)でもタイトルを獲得したフェデラーは、オーストラリア・パース(Perth)で行われる同大会で、ベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)と再びチームを組む。

 現在世界ランキング5位のフェデラーは、大会主催者が公表した声明を通して「(ホップマンカップに)帰って来られて非常にうれしい。コート内外で最高の時間を過ごせたからね」と語った。

「ファンの人々は本当に素晴らしかった。最初の練習だけで6000人近くの人が駆け付けてくれたのは信じられなかった。スタジアムに足を踏み入れるときは、現実離れした感覚だった」

 さらに、オフコートでも家族と観光を楽しむなど、同地でリラックスすることができたというフェデラーは「本当に良いテニスができたし、パースで再びプレーするのが待ちきれない」とコメントした。(c)AFP