【6月25日 AFP】サッカーコンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2017)は24日、グループAの試合が行われ、メキシコはイルビング・ロサノ(Hirving Lozano)の勇気あるヘディングシュートが決まり、10人のロシアから2-1で逆転勝利を収め、準決勝に進出した。

 開催国のロシアは前半25分、アレクサンドル・サメドフ(Aleksandr Samedov)のゴールで順当に先制したものの、メキシコも同30分、ネストル・アラウーホ(Nestor Araujo)の山なりのヘディングシュートで同点に追いついて前半を終えた。

 そして迎えた後半、メキシコは自陣からのロングキックに、オランダ・エールディビジのPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)加入が決まっているロサノが相手GKより一瞬早く頭で合わせ、逆転に成功した。

 同点に追いつきたいロシアだったが、20分以上を残してユーリ・ジルコフ(Yuri Zhirkov)が2枚目のイエローカードで退場処分を受けると、反撃は困難となった。

 開催国のロシアが敗退に終わった一方、メキシコは2位でグループ突破を果たし、29日に行われる準決勝ではグループBの勝者と対戦する。(c)AFP