【6月24日 AFP】米空軍は23日、核爆発の電磁パルスや熱に耐えられるよう特別に強化された空中指揮機E4B2機が、竜巻で損傷したと発表した。

 E4Bは冷戦(Cold War)時代の1970年代に製造されたボーイング(Boeing)747型機を改造した航空機。空中給油も可能な「空飛ぶ司令部」で、危機の際には何日も上空にとどまっていることができる。米国防長官の外遊に使われることもある。

 米空軍は現在E4Bを4機保有しているが、このうちの2機が16日、突発的に発生した竜巻によってネブラスカ(Nebraska)州のオファット空軍基地(Offutt Air Force Base)で損傷を受けた。この他にRC135偵察機も7機が軽度の損傷を受け、別の1機は検査が必要になった。(c)AFP