【6月23日 AFP】男子テニス、エイゴン選手権(AEGON Championships 2017)は22日、シングルス2回戦が行われ、大会第4シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)は6-0、6-4で予選勝者のステファン・コズロフ(Stefan Kozlov、米国)を下し、準々決勝進出を決めた。

 アンディ・マレー(Andy Murray、英国)やスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)ら多くのシード選手が大会から姿を消し、トップシードとなっているチリッチは次戦、米国のドナルド・ヤング(Donald Young)と対戦する。

 一方、20日の1回戦で世界ランキング1位のマレーから金星を奪っていたジョーダン・トンプソン(Jordan Thompson、オーストラリア)は、クイーンズクラブ(Queen's Club)でその勢いを持続させることができず、サム・クエリー(Sam Querrey、米国)に6-7(3-7)、6-3、3-6で敗れた。

 この日は、サッカー元イングランド代表のデビッド・ベッカム(David Beckham)氏が息子のロメオ(Romeo Beckham)君と観戦に訪れた中、初戦でミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)を撃破したタナシ・コキナキス(Thanasi Kokkinakis、オーストラリア)は2-6、2-6でダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)に完敗している。(c)AFP/Steven GRIFFITHS